秋のツアー2018(6)大原美術館 倉敷

画像


 さて、あたふたと足立美術館から安来へ戻り、特急やくもにて倉敷へ。
画像



 途中はやはり山ばかり。これは中国地方最高峰の大山(「おおやま」でなくて「だいせん」)
画像



画像
 スーパーおきは車内ガタゴトうるさかったけどやくもは静かだな。ちゃんと特別列車らしきデラックス車両だし。


 3年ぶりの倉敷か。到着はもう夕刻近く。ホテルに一泊して美術館は翌日訪問。
画像



 翌日散策してふと気づけば、このあたりも側溝に柵がなく年間何人か落ちて死傷する岡山名物はここでも健在なのかな。
画像



画像



 喫茶店「エル・グレコ」も健在。
画像



 前回だいぶ駆け足だったし暑くてボーッとしてたので再訪を渇望していた大原美術館。
画像



画像



レオン・フレデリック
《万有は死に帰す。されど神の愛は万有をして蘇しめん》 1893-1918年
 再会。前に来たときの記事を読み返してみたがまあ適当なこと山ほど書いてる。今回(前回も持ってたかな?)双眼鏡で覗くと一人ひとりの顔が生き生きと描き分けられているのがよくわかる。こういうのって自分の知り合いの顔とかふんだんに入れてるんだろうか。前回同じ人だと思ってた黒装束と白装束のおねえさんたちは今見るとみなそれぞれ別人ぽいな。黒の人の持ってる剣の柄のデザインが2つとも違うっぽいし。
 天秤がチラッと描かれている。最後の審判で「あんたは地獄!、あんたは天国!」とふるいにかける時に使われたんじゃなかったっけ。左の地獄絵図の中央上には「見ちゃおれん!」と手で顔を覆うおじいさんは誰なんだろうか。右のキリスト?と同じ人なのかな?にしては髪の毛の量が違う気もするが。
 「万有は死に帰す。されど神の愛は万有をして蘇しめん」ってことだから、左の地獄絵図がひとを培養する肥やしでいったん雪山で冷却され(精子バンク?)右で再生培養されるというすんぽーだろうか。あれこれ(くだらん)妄想は膨らむ。ちっとも成長していない…。

 ふと思ったが、この連作の幅が建物の幅と一致してるのはこの絵を入れるためにこの建物作ったってことなんだろうか。(後で触れるがこの絵のギャラリートークは開催されないのかな)


エル・グレコ
《受胎告知》1590-1603年頃
 前回は流してしまった大原美術館の至宝。回廊の途中だがほぼ専用ルームにある。今回はじっくりと双眼鏡でマリア様をよくよく見たら、左目も思いの外つぶらに描き込まれていた。半分白目むいてイッちゃってる右目に気を取られ、斜め横を向いた顔の鼻筋で影になり、更に会場も周りが暗いことも相まって、これまで見えてなかったのだ。
マリアは本に手をおいて宣誓している。この本は普通なら聖書なんだけど、聖書ってキリストの言葉とかが記された本で、マリアさんがキリストを生む前にあるのはおかしい。旧約聖書ってことなのかな?

マーク・ロスコ
《無題(緑の上の緑)》 1969年
 ロスコなんてあったっけ?と六本木で開催された大原美術館展で見た時に思ったが、やっぱりあったんだなそりゃそうだ。しかし地味なロスコ作品中でも暗い緑の上にまた暗い緑なんて究極の地味さだ。前回目に止まらなかったのもむべなるかな。
 額がまるっきりただの愛想のない木枠。カバーのガラス邪魔。館内の「非常口」案内などが映って瞑想の邪魔になる。いや、これも計算のうちか?(ロスコがどう指定したのかわからないが) またよく見るとガラスの表面に手の油とか付いてる気がするのだけど。


 ちょうどやっていたギャラリーツアーに潜り込んだ。

 意外なことに倉敷の歴史や大原美術館のなりたちに多く時間を割いていた(観光地だからそれが普通かな)。 それによると岡山や倉敷はもともと干拓地だったらしく、今年の水害もそれほど想定外ではなかったのかも。解説してくれた中で、

ジョヴァンニ・セガンティーニ
《アルプスの真昼》 1892年
 先程触れた大原美術館展で

 新宿に来ていたやつだ。その時の記事を読み返してみたら「真昼の月が見えた」みたいなこと書いてるな。すっかり忘れていたw。

 なんて書いていることをまたすっかり忘れていたw。いや、でもいくら見ても白い影も月もないぞ…。二羽並んで飛んでる鳥の左にある白い影がそうなのか?>自分
制作年も同じだし、同じ標題の違う作品でもなさそうだし、わたしゃいったい何を見てたんだ??
*(付記)どうも同じ題名で1891年と1892年の作品があり、大原にあるものとは別の、1891年の帽子を抑えて右を向いてる女性の絵に月の影が見えたようだやっとわかったよ


 学芸員さんのお話では「この輝きは下地に金を貼ってるためだということが近年の研究でわかりました」とのことだった(と言ってたと思うのだけど)

 また、セガンティーニって日本ではかなり人気のある画家だったと。へ〜ぜんぜん知らなかった。アルプスの少女ハイジのせいかな? もっと古くからか。逆に高畑勲さんがセガンティーニ好きでアルプスを舞台にしたハイジをアニメ化したのかも。


 そうこうしてるうち、出発時間が来てしまった。その他の館まで時間が足りず、本館だけで終わってしまった。東洋館とかはなんか古くさいのばっかでいいのだけど(いいのかよ)、日本近代画家の王と長嶋(梅原龍三郎さんと安井曾太郎さんのことね)コーナーは見ときたかったな…。

 やっぱり時間が足らん!(ハズキルーペ風) 一つの街に二日くらい滞在する旅程で今後臨むかな。

 岡山駅で「きびだんご」をおみやげに買った。「これ食べたらワシの家来になるんだぞ!」と偉そうに会社の皆さんに渡そう(ぜったいこういうやついると思って言ったみたら、「そんなこという人あんただけだよ」と思いっきりバカにされた…)











廣榮堂 元祖きびだんご
廣榮堂


Amazonアソシエイト


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス

この記事へのコメント

2019年01月17日 21:59
大山ってこんなにカッコいいんですね~ 遠くてちょっと行けそうにないけど(^^ゞ
県外の山はあまり知らないので 少佐さんが旅した時は 山の写真も撮ってきてね(^^♪
少佐
2019年01月17日 22:26
のの ☆さん
小山の写真っすか、ガッテン承知!(誰なんだ?)
とはいえ山登りはとても出来ないので、遠目の写真ばかりになると思いますけど。
とりあえず次に見せられそうなのは来月行く九州の由布岳かな。

この記事へのトラックバック