少佐の記憶-Memoirs of a major-

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zoom RSS ランス美術館展 (東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)

<<   作成日時 : 2017/05/06 22:50   >>

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 フランスにあるランス美術館。ランスとフランスはなんか語源的に関係あるのだろうか? 調べてみたら正式名称を Musée des Beaux-arts de Reims という。ラムスの表記の方が近いのかな。小規模ではあるものの、なかなか名品揃いの企画展であった。


ポール・ゴーギャン 《バラと彫像》1889
 バラと彫像の手前に緑色の水差しもあるのに標題から省かれているのはなぜだろう。それなりの大きさで存在感もあるのにこの不当な扱い。水差しの立場はいかに?

 こちらにおしりを向けた小さな女性の彫像はゴーギャン制作らしい。全身緑だが髪の毛だけ金髪だなと思ったら、よく見りゃ黄色い薔薇の蕾が頭の部分に被ってるだけだった。画家の遊びだろうか。確信犯だろうなあ。あの壷自画像みたいにね。


ジャック=ルイ・ダヴィッド(および工房)《マラーの死》1793年 7月13日以降
 これは前から知っていた有名な絵。今日はこれを見に来た、と言ってもいい。でもこれはオリジナルでなく、弟子というか工房が制作した複数のレプリカの一枚らしい。手紙や書き文字があって多分にメッセージ入りのプロパガンダ作品だから広くバラ撒きたかったんだろう。でもお手紙になんて書いてあるのかさっぱりわからん。Wikiとか見りゃすぐわかるんだけど。

 被害者は入浴中に右の鎖骨の直下を一刺しされたようだ。心臓のある方とは逆だからこれが致命傷になったとは考え難い。他に傷があるのだろうか。凶器はバスタブの下に転がった血にまみれた果物ナイフと思われる。

 手紙を書いてる途中に襲われたのか?(風呂入って手紙書くとかおかしいけど、皮膚病だかの療法で特殊風呂兼書斎だったようだ) 刺された後に絶命するまでの間に執念で書き記したのか? なんとなく後者っぽいけど。表情は苦悶に満ちたものではなく、笑みを浮かべ安らかで穏やかなものである。やるだけのことはやった、後は託したという意味なのか。

 殉死ということで、どこかにキリストの磔刑場面を込めているのだろうが、直接的に手の穴(聖痕)や十字架みたいなものは画面の中にはない。ただ後の展示でフジタのキリスト磔刑図があり、そこでのキリストは両手両足の傷に加え、右胸に刺し傷があった。ふむ、そう言い伝えられてるのかなと思ってちょっと調べたら右?の「脇腹」がキリストの最後の傷跡とされてるみたい。だいぶ上だけど、マラーさんの傷もいちおうそれをなぞっているのか。
*Wikiで見たらミケランジェロなどのピエタと比較される方が多いらしい。


モーリス・ドニ 《魅せられた人々》1907
 構図的には中央に立つ男性を頂点に古典的なピラミッドの三角形をベースにしている。でもパッと見の色使いだけでなく、なんか変な絵だ。リゾート地っぽいけど、ここはヌーディストビーチなのか。服着てるおねえさんとそうでないおねえさんとなにが違うのか。あの頭に手をやってるおにいさんの股間は海パンの模様なのか陰毛なのか? そんなことが気になるのは私がいちばんヘンだって?


レオナール・フジタ(藤田嗣治) 《十字架降下》1927
 背景が琳派の金屏風みたい。とすると画面中央を分ける十字架の柱は屏風の額の様にも見えてきた。左隻と右隻に分かれる二曲一双かな?

 キリストの光輪は金屏風背景と同じ色が使われてるのでなんか抱えてるおじさん(父ヨセフ?)の体が透けてるようにも見える。この辺もわざとそうしているのか?

 左下の女性(母マリア?)にも光輪があるが(聖人扱い)、おじさんには付いてない(一般人扱い)。そういうもんだったっけ? 中野京子先生が『怖い絵3』で書かれていた様にやはりヨセフさんは不当な扱いだ(TдT)。

 その他の女性の服が互い違いになってる。全体の配色のバランス考えたものかな。キリスト教における色の意味はあまり意識されていないようだ。


《ヴァイオリンを持つこども》 1923年
 あんまりフジタっぽくない画風。人から頼まれた肖像画だからかな。むしろピカソっぽい。バイオリンの抱え方ヘンだし、弓もあんな長いだろうか。ヘタウマだな。熊本県立美術館蔵なのか。また逢えるかな(熊本旅行画策中)。



 ありり?今作品リスト見てたらグランマ・モーゼスが3点ばかしあったようだ。最後のコーナーの展示はいつも常設の東郷青児さんや例の「ひまわり」なのですっ飛ばしちゃったよ。おばあちゃんの絵見たかったな…orz。











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