少佐の記憶-Memoirs of a major-

アクセスカウンタ

zoom RSS (後期)生誕130年記念 藤田嗣治展 −東と西を結ぶ絵画−(府中市美術館)

<<   作成日時 : 2016/12/07 22:28   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

 
画像


 前期から数週間後。後期展示を見に府中までまた足を運んだ。

《トランプ占いの女》1914年
 ピカソらに感化され意外なことにフジタもずいぶんとキュビズム絵画を制作していたらしい。ポーラでも見たっけ。見よう見まねでなくいい線いってるのだ。
 これもかなり見事な手さばき。膝上にカードを散らせて運勢を見る占い師。手の動きが複数描かれているのはカードを配るシャッフルの動きなのか頬杖をついて考えている様子を同時に表したのか。いずれにしろかなりかっこいい。ピカソも激賞したとか。
 しかしながら硬直した直線で構成された幾何学構図は、フジタのもっとも優れた技量である柔らかい線が面影もなくまったく生かされない。なのでただもったいないとしか思わざるを得ない。実際、フジタはキュビズムにこだわることはすぐやめてしまった訳だし(みんなそうか)。

《家族の肖像》 1932年
 欧州を周遊していた頃の作品とか。外人さんの家族揃って記念撮影って感じ。ところが全員がそっぽ向いている。こっち見てくれてるのは猫ちゃんだけ。こんな記念写真はイヤだなw。こういうのはその頃のはやりというだけで特に深い意味合いはないのではと思うが。

《夢》 1954年
 釈迦涅槃図みたいな動物たちが見守る中で横たわる女性のヌード。ほぼ同じ構図の川村記念美術館で見たものとの関連はどうなっているのかな。制作年度で行くとマドレーヌを描いた《私の夢》(1947年)から7年後の作品なのか。

《胸をはだけた女性の肖像》 1957年
 習作デッサンだと思う。注目したのはこの人が吹石一恵ちゃんに似てるなと思ったからだ。「さっさと診察しなさいよ!」とお医者さんの前で胸を開いてるような(妄想です)。

《キリスト》《聖母子》 1965年
 (これは前期でも展示されていた)フランスのフジタ教会を飾るステンドガラス(レプリカだったんじゃないかな)。iPadで見ているかのようなバックライトディスプレイである。キリスト(?)がミイラのようなおくるみに包まれているのが見える。


***
 絵とはまったく関係ない話。府中は隣町なので気まぐれに美術館まで自転車で行ってみた。だいたい40分くらいかなと思ったら(やや迷いつつ)50分掛かった。電動自転車(我が愛車)でもそれなりには疲れたな。朝から軽い頭痛がしていたのが悪化した(翌日から酷い目に遭ったよ…)。子供の頃は新宿まで自転車で行ってたのに。寄る年波には勝てないか。

 ただ最近犬の散歩で30分くらい歩くのはザラなので、体力的な問題というより、普段と違う筋肉を使ったり、見知らぬ道で迷ったりしたことによる緊張感も疲労に影響しているのだろう。ふむ、冷静な分析だ。

 なお、今回気付いたのが、帰り道がずっと楽だったこと。どうも多摩よりも府中の方が高いところにあるようだ。多摩川は多摩から府中に流れているのでなんとなく西から東に下っているのかと思っていた。場所によっては違うのね。







凛―吹石一恵写真集
学習研究社
橋本 雅司


Amazonアソシエイト by 凛―吹石一恵写真集 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
(後期)生誕130年記念 藤田嗣治展 −東と西を結ぶ絵画−(府中市美術館) 少佐の記憶-Memoirs of a major-/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる