少佐の記憶-Memoirs of a major-

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zoom RSS 藤田嗣治展(東京国立近代美術館)

<<   作成日時 : 2006/04/08 12:33   >>

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 生誕120年記念。昨夜行って参りました。東京国立近代美術館に来たのも「ゴッホ(?)展」以来だな。金曜の夜は午後8時まで開館しています。それなりに盛況でした。

 日本人らしからぬパワーと遊び心を持った画家として最近注目し(遅いよ)、こんなを読んだり画集も見ていた。それらに寄れば生前日本画壇との関係が良好でなく本格的な回顧会は未だ開かれたことがないとのことで、今回は恐らく過去最大規模だったのでは。

 「すべての時代の作品を網羅」したとされる豊富な展示品の中で、私が衝撃を受けたのが戦争画。「アッツ島玉砕」は巨大な画面のほとんどが土色で描かれた、敵味方はもちろん、地面なのか人間なのかの区別さえも付かない地獄絵図。戦争画というのは、ジャーナリズムではなく国民の戦意を鼓舞するため軍隊が画家に描かせたプロパガンダ的な絵なもんだから、敗戦後それを描いていた藤田は当然非難の的になったらしい。だがこれはむしろ戦意喪失させるんじゃないか。見ていて痛くなった。

 あとはやはり猫の絵がいい。あごを持ち上げこちらを見透かすような表情を見せる口元からちらりとのぞく牙。同じキャラクターが数作品で登場するが生意気そうでいいですねえ。十数匹の猫が喧嘩して飛び交う一瞬を捉えた作品は私が一番好きなもの。飛びかかったりかみつき合ったり流血の様相なんだけど、どこか微笑ましく感じる。

 あと藤田自身が撮ったという映画「風俗日本 子供篇」もビデオ上映で楽しめます。見所の多い展覧会です。GWにどうぞ(劇混みだろうけど)

http://www.momat.go.jp/Honkan/Foujita/index.html

シルバニアファミリー クリームネコの赤ちゃん ニ-55
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。はじめてコメントします。

昨日、藤田嗣治展の番組をNHKでやっているのを見て、前から存在は知っていたんですが、あそこまで偉大な画家ということをはじめて知りました。

藤田嗣治さんの事をもっとよく知りたくなりました。

個展に足を運んでみたいと思います。

http://sankutyuari.at.webry.info/
サンクチュアリ
2006/04/16 15:25
サンクチュアリさん
コメントありがとうございます。
訪問の際は混雑に負けないでくださいね(笑)
少佐
2006/04/16 19:52

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