少佐の記憶-Memoirs of a major-

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<<   作成日時 : 2006/01/07 16:32   >>

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 耳から語学を学習するのは結構正しい。反論も諸説あるのはわかるが、個人的な経験則からするととても正しい。人の思考が言語で作られていることからすると、文字よりも先にあったはずの音声言語情報は後から出来た文字情報よりもよりダイレクトに脳に刷り込まれるのではないかという気がする。
 私の英語リスニング学習は、古いところでNHKのラジオ英語講座に始まる。最近では英語のCDブックなんかもよく利用していた。MP3プレーヤーを入手してからはまた格段に利用率が上がった。そうしたところにAmazonで紹介されていたこのムックを購入してみた。

 要するに英語圏でのPodcastのガイドブック。英語圏で2006流行語大賞に多く名前が挙がるのがPodcast。MP3音源のダウンロードによるインターネットラジオとでも呼べばいいのだろうか。ラジオと違うところは、当然iPod他のMP3プレーヤーに落としていつでもどこでも聴けるところ。そして(割合はわからないが)多くが無料で(CMもなしで)利用できることか。
 各分野で様々なプログラムが紹介されている。多すぎてとても全てはチェックできないが(聴き取り難しいし…)、英語学習系でとてもよくできていると思ったのが、「ESL Podcast」。

 アメリカにはESL(English as a Second Language)という、非英語圏の人にどうやって英語を学ばせるかというとても親切というか(ある意味傲慢な)学問分野がある。この分野のエキスパートがボランティアで(?)運営しているPodcast。これが優しすぎず、難しすぎず、かなりいい塩梅にできている。意外と普通の教科書では出てこない日常的な口語表現が毎回(15分程度で)紹介されるのがとても興味深い。

 あと気に入ってるはCNN.com。恐らく既に放送された番組のアーカイブなのだろうが、二〜三分のニュース映像が無料で視聴できる。毎回CMを見せられるのがちとかなわんが、まあ仕方がないだろう。
 とにかく英語圏の最新情報がほぼ無料で入手できるとは、NHKのラジオ講座しかなかった時代からしたらその充実した内容は隔世の感がある。

 日本でもPodcastムーブメントは起きるのだろうか? 技術的な問題は一切無いだろう。ボランティアの文化がない国だから商業的な報酬がないと難しいかも知れない。ってか自分で作っていけばいいのか。いずれにしろ「インターネットが世界を変える」のお題目がより現実味を帯びてきているのは確かだろう。

●参考図書
 『「超」英語法』(野口 悠紀雄)






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