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『だから古典は面白い』(野口 悠紀雄)

 寝ても覚めてもコロナである。こういう時は軽いエッセイでも読むに限る。この本で扱っているのはそんな軽い読み物ではないけれど。野口先生とは親子ほどに歳も離れているのに紹介される本はどれも私も親しんだものばかり(『戦争と平和』みたいに名前だけ知ってて読んでないものも多いけどさ)。久しぶりに気の合う文学談義を聞いた気分。  そんな中…
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『インフルエンザ21世紀』(瀬名 秀明)

 この二ヶ月、明けても暮れてもコロナである。ブログ更新も随分滞ってしまった。「この広告は更新されないブログに表示されます」が出たのも初めてだな。美術館訪問記もむろん書けないし、かといって本も気が散ってさっぱり読めない。  料理の腕は上がったかな。運動不足でそれほど太りはしないものの体力低下が著しい。筋トレはしているんだけどやっぱり…
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『声の網』(星 新一)

 愛菜センパイに教えてもらった(買っていたのをすっかり忘れていた)星新一のオムニバス的SF(哲学)長編小説。  ショートショートの名手もたまに長編を書いていた。無味乾燥で含蓄もないその文体から「誰でも書けそう」(←絶対書けるわけないのに)とのそしりもたまに受けたであろう星さんが「オレだって出来るんだよ」と挑んだ意欲作だったのかも。…
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『まなの本棚』(芦田 愛菜)

 かねてから彼女は人生2~3周目ぐらいじゃないかという噂があった。この本を読んでそれを確信した。間違いないこの子は少なくとも2周は回っている。私よりもよっぽど読書家じゃないか。彼女のおすすめの本もどれも参考になる情報だ。素晴らしい。これから愛菜センパイと呼ばせていただく! これからご紹介のものをいくつか読ませていただきやっす!  …
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『医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン』(本田 真美)

 先日「Kindle日替わりセール」に出ていて面白そうだなと思ってポチろうとしたらもう5年前に買っていたよ~~。頭が悪い証明ですかそうですかタリラリラーン~。  その「頭のよさ」テストが最初に掲載されているのでやってみた。 ①<視覚優位者>写真(カメラアイ)タイプ:10 ②<視覚優位者>三次元映像タイプ:16 ③<言語優…
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『翌日の仕事に差がつく おやすみ前の5分禅』(島津 清彦)

 仏教の教えってなんでこんなにビジネス要件に合うんだろうね。無限大宇宙のことを提示するかと思いきや、実はとにかく現世ですぐに役に立つことばかりを説いてくれる仏陀様。 人間の心を苦しめるのはほとんどが過去や未来のこと、そして物事に執着する心  仏教の教えの基本はこれに尽きるんじゃないかな。すべての悩み苦しみはひとの頭の中にしか…
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『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 完全翻訳版』(シェリー・ケーガン)

 死に対する考察は哲学が始まって以来の人間のテーマであるため「それもう聞いたことあるよ」というのも多いが、イメージしやすくかつユーモラスなたとえ話も豊富で、名門大学での人気講座というのも肯ける。  この本は抄訳版と完全版がある。抄訳版の方がUnlimitedなので、ほんとはそっちで読もうと思っていたら、指が滑って「完全版」をワンク…
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『国宝消滅―イギリス人アナリストが警告する「文化」と「経済」の危機』(デービッド・アトキンソン)

つまり、「品格」をもち出す人たちというのは、単に面倒くさい、余計な仕事を増やしたくないだけという場合が多く、そのような人々は時代の変化についていけず、絶滅してしまっているのです。  またアトキンソンさんの本を読んでみた。相変わらず手厳しいなあw。それも日本を愛してくれるからというのはよくわかる。アトキンソンさんがビシバシ放つ諸問題…
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『「超」AI整理法 無限にためて瞬時に引き出す』(野口 悠紀雄)

 なんでもかんでもAIと付けりゃいいもんじゃないだろチョー! でもさすが野口先生、今回も目から鱗が落ちる情報満載であった。YouTuberにもなったのねw。ご著書からくるイメージからすると動画の語り口がかなりソフトで意外であったw。 世の中には、ノウハウでないノウハウが多すぎること、情報は分類できないこと、分類とは思想であるこ…
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「ホットケーキの神さまたち」に学ぶビジネスで成功する10のヒント(遠藤 功)

 この本で紹介されていた名店のひとつ、「ルポーゼすぎ」に行ってきた。所在地は京王線の八幡山駅、私の通勤経路の途中駅じゃないか。 12/15日曜日。毛利衛さんの講演会で新宿に行き、夜は恵比寿で土岐麻子さんのライブ(なんて素敵な日曜日!)。その間が空いたので寄ってみた。お、店の外で数人ウェイティングだ。やはり人気店なのかなと思ったら、この日…
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北九州市立 松本清張記念館

 北九州市に行く用事があり、どこかついでに観光できるところがないかなとググってみて引っかかってきたのが松本清張さん。そっか、「小倉日記」とか書いてたっけ読んだことはないが。(訪問日9/21)  って、改めて確認したら正式な題名は『或る「小倉日記」伝』という短編なのか。角川のKindle版が妙に安かったのでポチッといた。  さて現地に…
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『レオナルド・ダ・ヴィンチ』(ウォルター・アイザックソン)

 最近ではスティーブ・ジョブズの伝記を書いた人として有名になったウォルター・アイザックソンさん。これは伝記というよりもレオナルド・ダ・ヴィンチの七千ページ以上と言われる彼の手稿を読み込んだ上での精緻なレポートだ。だから年代記的にダ・ヴィンチ生誕以来このようなライフイベントを経てこうなっていった…みたいな構成にはあまりなっていない。あくま…
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『富士山頂』(新田 次郎)

 『八甲田山』で有名な新田次郎さん。山岳小説のイメージが強い人。実は富士山レーダー建設の立役者でもあり、この小説はその体験を元にしたものであろう。いまだに「半沢直樹シリーズ」とかで根強い人気のある「サラリーマンもの」にも通じる、いわゆる「お役所の掟」みたいな組織の軋轢の中で立ち回る難しさみたいなものを描いている。実は現在の民間企業でも大…
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『デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論』

 前著『新・観光立国論』は二年前に読んでいたんだな。自分のブログ記事読んだらだいぶ思い出した。前にニュースでどっかの地方の知事さんか誰かが観光政策?でドラスティックな改革案ぶち上げたらディスられて「これはアトキンソン先生の…」と言い訳していた気がするのだけど。やっぱりかなり重鎮なんだ。 中国が日本のGDPを上回って世界第2位になっ…
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『会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語』(田中 靖浩)

 歴史を学ぶことはとても楽しく有益である。今生きている我々のこの時代がどのようにして出来上がったのか。過去に行けばそれがわかる。 経理担当者以外のビジネスパーソン、とくに経営者に必要なのは細かい処理を学ぶことではありません。「そのルールや仕組みが存在することの意味」を知ることのほうが重要です。  本来簿記や会計の勉強なん…
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『ブッダの集中力 役立つ初期仏教法話』(アルボムッレ・スマナサーラ)

 このシリーズ、Audibleが定額聴き放題だった頃ちょくちょく聴いていた。コイン制になって気軽に聴けなくなったが、Kindle書籍版はほとんどがUnlimitedにも入ってるので読んでみた。  仏陀の始めたオリジナル仏教は当初世界宗教ではなかったが哲学であり科学であり、実践的なハウツーでもあった。マインドフルネスなんてその典型だ…
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『FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』

フル書名:『FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』(ハンス・ロスリング, オーラ・ロスリング) *長すぎて記事タイトルに入らなかった  だいぶ話題になっていたし、みなさん激賞だが、主観を交えず客観的な事実のみで判断しろなんて基本中の基本だから今更なあ…と思っていたらこりゃ確かに勉強に…
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『海と毒薬』(遠藤 周作)

 ほんとはスコセッシ監督の映画を見た『沈黙』の方を読み返したかったが、これがなぜかUnlimitedに入ってたので思わず先に読んでしまった。大昔に恐らく読んでるはずなのに例によって何ひとつ覚えてない。にしてもこんな強烈な話だったのか。なんで忘れてんだろ?(以下内容に触れています)  こう見えて感受性が強く気の弱い私は映画の…
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『言ってはいけない 残酷すぎる真実』(橘 玲)

 みんな薄々気づいて入るが公に口にしてはいけない「不都合な真実」。もともと人は(というかあらゆる生物は)まっさらでは生まれてこない。昔から「氏か育ちか」といわれるが、科学的な統計データによればどうやら「氏」でその人の人生はほとんど決まってしまうらしい。  体の大きさとか筋力とかで生まれつきがあるのはわかる。でも知力はその後の自分の…
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『そしてドイツは理想を見失った』(川口マーン惠美)

 ドイツ 再生エネルギーの発電量が 従来の火力発電などを上回ったという報道を聞き、本当かな?と思っていたんだけれどもやっぱりからくりがあったようだ。補助金がたんまり出るのならばそりゃ参入する所も多くなるだろうさ。日本と同じだ(日本は即破綻しちゃったけど)。凪や曇りの日が続くなら結局旧来の CO2を吐き出す火力発電に頼らざるを得ない。当然…
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『健康の結論』(堀江 貴文)

 またホリエモンの本。連続して読んでいるのはUnlimitedに入っているから。金の亡者ホリエモンが出す健康本?どうせろくなもんじゃないだろう、と人は思うかもしれない(そんなことないかw)。  中身は悪くない。「○○さえ飲んでいれば大丈夫!(だからこれを買え!)」みたいな怪しい本ではないからご安心を。かなり真面目に成人病予防につい…
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吉川英治記念館

 前から存在は知っていた。でも来るのははじめて(訪問日3/2)。残念ながら3月いっぱいで閉館になってしまう。川合玉堂美術館と合わせて訪問したかったのだが、3月まで休館していた。  青梅駅からバスで20分強。もともと吉川さんの住居を記念館にしたということ。すごいお屋敷に住んでいたんだ。本当なら梅の花も咲いていたんだろう。…
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『経済学の名著50冊が一冊でざっと学べる』(蔭山 克秀)

 またUnlimitedにて。著者は予備校の社会科関係担当の先生らしい。予備校の講師というのは、研究がメインでその合間に講義を行う学者さんとか、既得権にあぐらをかける公務員の学校教員達(超3K労働だけどさ)と違い、インストラクターとしての能力は秀でている。「顧客」である予備校生たちのシビアな目に常に晒されるからだ。つまり授業がつまらなく…
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『内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える』(スーザン・ケイン)

 マッチョ(筋肉ムキムキって意味じゃないよ)が国民の理想とされるアメリカ社会だが、意外にネクラな人は多いとも聞く。この本がベストセラーになったのはそうしたサイレントマジョリティーの後押しがあったのではとひそかに想像する。  声が大きく上昇志向バリバリのタイプのみが常に社会で成功する訳ではないのは周知の事実だ(そういう傾向が高いのは…
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『バッハ=魂のエヴァンゲリスト』(礒山雅)

 かなりバッハにハマった時期がある。脳科学からの興味から、グレン・グールドを知り、やがて鍵盤楽曲ばかりでなく宗教曲にも衝撃を受けた。バッハのバックグラウンドについてはこの磯山さんのご著書にずいぶんお世話になったよ。  曲の背景には神への祈りを込めて数字が埋め込まれている。三位一体を表す3拍子とかBACHの音符を忍ばせるとか…
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『フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する』(ミチオ・カク)

 久しぶりのミチオ・カクさん。なかなかファンだったのだが、東日本大震災の時、「日本福島の原発事故はチェインリアクションで次々と爆発するだろう」みたいなコメントをアメリカのメディアで出していて(もちろんそんなことは起きなかった)だいぶ私の中で信頼度が下がったものだ。だからしばらく読まなかったわけではないが。 (実際ググると「胡散臭い…
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『アウトサイダー・アート入門』(椹木 野衣)

 アウトサイダー・アート。けっこう好きでけっこう企画展にも足を運んでいる。それでもこの本で、ギョーカイでは有名ドコロなのだろうが自分は知らなかったひとがけっこう紹介されいてオラなんだかワクワクした。ワッツ塔とかもむろん、日本にもそんな人がいたのか。  ダーガーくらいは知っていたが。 ヘンリー・ダーガー展 ~アメリカン・イノセンス…
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『秘密の花園』(フランシス・ホジソン・バーネット)

 深層心理学の観点から児童文学を読み解いた河合隼雄先生の著作でイチオシ本の一つだった。それが何という著書だったかちょっと調べきれてないのだが他にも『ゲド戦記』なんかも紹介されていて、課題図書が山積みになった(ちっとも読んじゃいない)。UnlimitedとFire日本語読み上げのおかげでようやくミッションコンプリート。  正直期待し…
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『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(河合 雅司)

 いつも思うが、数十年前には、「人口爆発を抑制せねばなんねーぞ!」みたいな趣旨の本が論じられていたはずなのにどうなっているんだここ十数年くらい前からの日本の少子化問題。  妙に右寄りなのは産経新聞掲載記事をもとに新書化したからなのか。2300年には日本人がほとんどいなくなるシュミレーションをしている。しかし今から300年後の時代を…
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『多動力』(堀江貴文)

 Unlimitedにて(スマン、先月で終わりかも)。まとまった書物というよりホリエモン節の講演会に参加してる気分。まあインタビュー内容をゴーストライターが再構成してまとめているようだからそのとおりだろう。読みやすいからいいんだけどね。こうした本の作り方もいいと思う(別に今にはじまったことじゃない)。これも Fire の読み上げ機能でい…
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