テーマ:

『富士山頂』(新田 次郎)

 『八甲田山』で有名な新田次郎さん。山岳小説のイメージが強い人。実は富士山レーダー建設の立役者でもあり、この小説はその体験を元にしたものであろう。いまだに「半沢直樹シリーズ」とかで根強い人気のある「サラリーマンもの」にも通じる、いわゆる「お役所の掟」みたいな組織の軋轢の中で立ち回る難しさみたいなものを描いている。実は現在の民間企業でも大…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論』

 前著『新・観光立国論』は二年前に読んでいたんだな。自分のブログ記事読んだらだいぶ思い出した。前にニュースでどっかの地方の知事さんか誰かが観光政策?でドラスティックな改革案ぶち上げたらディスられて「これはアトキンソン先生の…」と言い訳していた気がするのだけど。やっぱりかなり重鎮なんだ。 中国が日本のGDPを上回って世界第2位になっ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語』(田中 靖浩)

 歴史を学ぶことはとても楽しく有益である。今生きている我々のこの時代がどのようにして出来上がったのか。過去に行けばそれがわかる。 経理担当者以外のビジネスパーソン、とくに経営者に必要なのは細かい処理を学ぶことではありません。「そのルールや仕組みが存在することの意味」を知ることのほうが重要です。  本来簿記や会計の勉強なん…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『ブッダの集中力 役立つ初期仏教法話』(アルボムッレ・スマナサーラ)

 このシリーズ、Audibleが定額聴き放題だった頃ちょくちょく聴いていた。コイン制になって気軽に聴けなくなったが、Kindle書籍版はほとんどがUnlimitedにも入ってるので読んでみた。  仏陀の始めたオリジナル仏教は当初世界宗教ではなかったが哲学であり科学であり、実践的なハウツーでもあった。マインドフルネスなんてその典型だ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』

フル書名:『FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』(ハンス・ロスリング, オーラ・ロスリング) *長すぎて記事タイトルに入らなかった  だいぶ話題になっていたし、みなさん激賞だが、主観を交えず客観的な事実のみで判断しろなんて基本中の基本だから今更なあ…と思っていたらこりゃ確かに勉強に…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『海と毒薬』(遠藤 周作)

 ほんとはスコセッシ監督の映画を見た『沈黙』の方を読み返したかったが、これがなぜかUnlimitedに入ってたので思わず先に読んでしまった。大昔に恐らく読んでるはずなのに例によって何ひとつ覚えてない。にしてもこんな強烈な話だったのか。なんで忘れてんだろ?(以下内容に触れています)  こう見えて感受性が強く気の弱い私は映画の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『言ってはいけない 残酷すぎる真実』(橘 玲)

 みんな薄々気づいて入るが公に口にしてはいけない「不都合な真実」。もともと人は(というかあらゆる生物は)まっさらでは生まれてこない。昔から「氏か育ちか」といわれるが、科学的な統計データによればどうやら「氏」でその人の人生はほとんど決まってしまうらしい。  体の大きさとか筋力とかで生まれつきがあるのはわかる。でも知力はその後の自分の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『そしてドイツは理想を見失った』(川口マーン惠美)

 ドイツ 再生エネルギーの発電量が 従来の火力発電などを上回ったという報道を聞き、本当かな?と思っていたんだけれどもやっぱりからくりがあったようだ。補助金がたんまり出るのならばそりゃ参入する所も多くなるだろうさ。日本と同じだ(日本は即破綻しちゃったけど)。凪や曇りの日が続くなら結局旧来の CO2を吐き出す火力発電に頼らざるを得ない。当然…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『健康の結論』(堀江 貴文)

 またホリエモンの本。連続して読んでいるのはUnlimitedに入っているから。金の亡者ホリエモンが出す健康本?どうせろくなもんじゃないだろう、と人は思うかもしれない(そんなことないかw)。  中身は悪くない。「○○さえ飲んでいれば大丈夫!(だからこれを買え!)」みたいな怪しい本ではないからご安心を。かなり真面目に成人病予防につい…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

吉川英治記念館

 前から存在は知っていた。でも来るのははじめて(訪問日3/2)。残念ながら3月いっぱいで閉館になってしまう。川合玉堂美術館と合わせて訪問したかったのだが、3月まで休館していた。  青梅駅からバスで20分強。もともと吉川さんの住居を記念館にしたということ。すごいお屋敷に住んでいたんだ。本当なら梅の花も咲いていたんだろう。…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

『経済学の名著50冊が一冊でざっと学べる』(蔭山 克秀)

 またUnlimitedにて。著者は予備校の社会科関係担当の先生らしい。予備校の講師というのは、研究がメインでその合間に講義を行う学者さんとか、既得権にあぐらをかける公務員の学校教員達(超3K労働だけどさ)と違い、インストラクターとしての能力は秀でている。「顧客」である予備校生たちのシビアな目に常に晒されるからだ。つまり授業がつまらなく…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える』(スーザン・ケイン)

 マッチョ(筋肉ムキムキって意味じゃないよ)が国民の理想とされるアメリカ社会だが、意外にネクラな人は多いとも聞く。この本がベストセラーになったのはそうしたサイレントマジョリティーの後押しがあったのではとひそかに想像する。  声が大きく上昇志向バリバリのタイプのみが常に社会で成功する訳ではないのは周知の事実だ(そういう傾向が高いのは…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『バッハ=魂のエヴァンゲリスト』(礒山雅)

 かなりバッハにハマった時期がある。脳科学からの興味から、グレン・グールドを知り、やがて鍵盤楽曲ばかりでなく宗教曲にも衝撃を受けた。バッハのバックグラウンドについてはこの磯山さんのご著書にずいぶんお世話になったよ。  曲の背景には神への祈りを込めて数字が埋め込まれている。三位一体を表す3拍子とかBACHの音符を忍ばせるとか…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する』(ミチオ・カク)

 久しぶりのミチオ・カクさん。なかなかファンだったのだが、東日本大震災の時、「日本福島の原発事故はチェインリアクションで次々と爆発するだろう」みたいなコメントをアメリカのメディアで出していて(もちろんそんなことは起きなかった)だいぶ私の中で信頼度が下がったものだ。だからしばらく読まなかったわけではないが。 (実際ググると「胡散臭い…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『アウトサイダー・アート入門』(椹木 野衣)

 アウトサイダー・アート。けっこう好きでけっこう企画展にも足を運んでいる。それでもこの本で、ギョーカイでは有名ドコロなのだろうが自分は知らなかったひとがけっこう紹介されいてオラなんだかワクワクした。ワッツ塔とかもむろん、日本にもそんな人がいたのか。  ダーガーくらいは知っていたが。 ヘンリー・ダーガー展 ~アメリカン・イノセンス…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『秘密の花園』(フランシス・ホジソン・バーネット)

 深層心理学の観点から児童文学を読み解いた河合隼雄先生の著作でイチオシ本の一つだった。それが何という著書だったかちょっと調べきれてないのだが他にも『ゲド戦記』なんかも紹介されていて、課題図書が山積みになった(ちっとも読んじゃいない)。UnlimitedとFire日本語読み上げのおかげでようやくミッションコンプリート。  正直期待し…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(河合 雅司)

 いつも思うが、数十年前には、「人口爆発を抑制せねばなんねーぞ!」みたいな趣旨の本が論じられていたはずなのにどうなっているんだここ十数年くらい前からの日本の少子化問題。  妙に右寄りなのは産経新聞掲載記事をもとに新書化したからなのか。2300年には日本人がほとんどいなくなるシュミレーションをしている。しかし今から300年後の時代を…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『多動力』(堀江貴文)

 Unlimitedにて(スマン、先月で終わりかも)。まとまった書物というよりホリエモン節の講演会に参加してる気分。まあインタビュー内容をゴーストライターが再構成してまとめているようだからそのとおりだろう。読みやすいからいいんだけどね。こうした本の作り方もいいと思う(別に今にはじまったことじゃない)。これも Fire の読み上げ機能でい…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『「超」独学法 AI時代の新しい働き方へ』(野口悠紀雄)

 野口先生いにしえの名著(ご批判もかなりあるようだが)『「超」勉強法』の続編みたいな感じ、ていうか続編みたいのはすでにたくさん書かれているよな。これとか 実力大競争時代の「超」勉強法https://syousanokioku.at.webry.info/201108/article_8.html  いやはやまた出たか。で…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

Fire HD 8 タブレット (Newモデル) の日本語読み上げ機能

 Fire タブレットって、Amazon専用機と考えればとても良くできたデバイスだというのは前回の購入で認識した通り。でも旧世代の Fire7 は結局あまり使わなくなっていた。立ち位置が中途半端だったんだよね。  だから先日のサイバーマンデーセールで防水機能の加わった新しい Kindle は買ったが、同じくセールになっていた Fi…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『翻訳できない世界のことば』(エラ・フランシス・サンダース)

 最近買った Amazon Echo Show は Alexa に試して欲しいリクエストが随時画面に載ってくる。その中に「Alexaの好きな本は?ときいてみて」というのがあったので、素直に尋ねてみると返ってきた答えがこの本だった。最初は Joke かと思ったら、念の為 Amazonで検索したらちゃんと出てきたよ。  イラストレータ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

Kindle Paperwhite (2018 Newモデル)

 サイバーマンデーのセールを利用して新しい Kindle Paperwhite を買っちゃった。前は最初っから Amazon の ID とパスワードが入力された状態でやってきたけど今はそれなしで自分で見れるようにするんだね。利用している Wi-Fi のパスワードをアマゾンに登録するとそれは入れられてくるとか来ないとか。  日本上陸…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

筒井康隆展(世田谷文学館)

 もう御年84歳だもんな。館内で二年前のテレビ出演時の映像が流されていた。ずいぶんお痩せになって…。まさに矍鑠とはしておられたけど。  小松左京、星新一、筒井康隆、日本SF御三家といわれたが、今の読者は筒井康隆にSF作家の認識はあまりないのではないか。  展示は塀のように続く年譜が中心。お約束の直筆原稿も。達筆だこと…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

Kindle Paperwhite Newモデルが出るってよ

 恒例の「現物見てもいないのに勝手にレビュー!」。Kindle Paperwhite にニューモデルが出るという。最近 Amazon Echo ばかりプッシュされるのでもう Kindle のこと忘れちゃったのかなと思っていた矢先の発表である。Oasis はちょっと…(高すぎ)と思ったが、これは欲しい。Echo Show も予約しちゃった…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

鈴木大拙館と兼六園(北陸ツアー2018夏2)

 次に兼六園に行こうかと思ったがとにかく暑いので順序を入れ替えて後で行こうと思っていた鈴木大拙館に行く(けっきょく迷ってだいぶ歩いてしまったが)  同氏は禅を世界に広めた有名なかた。スティーブ・ジョブズなんかも影響を受けたんだよね。さすがに外人さんの観光客も目立った。たまたま通りかかったというよりここを目指してきたもの…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

Audibleコイン制へ

 AmazonのオーディオブックサービスAudible。1500円/月で聴き放題とお得なサービスで長々(たまに休会しながら)楽しんできたが、突然のおふれにより8月末からグローバル標準の「コイン制」に移行された。会費はそのまま1500円/月だが、会員には毎月1個「コイン」が与えられ、好きなオーディオブックを1冊(セットものもあったりするら…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

Amazon Echoを買ってみた

 今年一番の話題(になると去年予想された)ITデバイス、スマートスピーカー。Google Home、Amazon Echoに続き Apple も(日本はまだだが)出してきた。どれにしようか迷っていたが、「日本語Kindle本の読み上げ開始!」の一報を聞いて迷うことなく導入を決めた春。  この記事では Echo の読み上げ機…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『カーテン』(アガサ・クリスティー)

 Catalyst=触媒というものがある。それ自身は変化しないのに周りに化学反応を起こす。複数の男女が同居する宿に、ひとりの人物がそこに加わることで住人たちに心理的な変化が次々と起きていく。『カーテン』の構成は人の心理を化学反応になぞらえたゲーテの『親和力』と同じだ。シェークスピアや聖書の引用も多くされていることから古典になぞらえる意図…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

オール・ユー・ニード・イズ・吉良~死に戻りの忠臣蔵~(左高例)

 トム・クルーズ主演の「オールユーニードイズキル」は見た。これはそのパロディー小説(生まれ変わったら○○だったみたいなタイトルをよく見かけるので題名だけかも)でネットの小説投稿サイトで話題になったものに加筆してキンドルアンリミテッドにて出版された経緯らしい。  この話は基本忠臣蔵のパロディーである。実を言えば私は(映画やドラマにし…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画「オリエント急行殺人事件」(ケネス・ブラナー監督)

 いつも書くが私の初クリスティ体験だけあってあの映画は思い出深い作品。なにも知らずに見た私はその結末にとても驚いた。なんとその名作を43年ぶりにリメイクするという。早くから注目していた。  俳優の名前をちっとも覚えない私。主役兼監督のケネス・ブラナーさんってなにものかなとググったら、ハリポタのギルデロイ・ロックハート先生だったのか…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more