大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年(京都市美術館) 月曜日(11/5)の出張仕事を利用した久しぶりの関西遠征である。どちらも再訪になるが、ちょうどまだ開催されているマチスとフェルメールに会いに行った。まずは赤い部屋(赤のハーモニー)。 まだまだ新しい国立新美術館と比べ長い歴史のある京都市美術館。中に入ると、古典絵画が並ぶコーナーはなぜか揃ってセピア色に見えた。照明のせいだと… トラックバック:0 コメント:0 2012年11月10日 続きを読むread more
ポール・デルヴォ― 夢をめぐる旅(府中市美術館) ブログの記録に寄れば私がデルヴォーを初めて見たのは「ベルギー王立美術館展」(国立西洋美術館)での「夜汽車」のようだ。先入観なしでみたその作品の吸い込まれるような世界観に思わず見惚れたものだが、後の「ベルギー幻想美術館」(Bunkamura)で彼が「マザコンでおっぱい星人」である事実を知ってからは見る目が曇ってしまったようだ。こ… トラックバック:1 コメント:3 2012年10月28日 続きを読むread more
「メトロポリタン美術館展 大地、海、空 4000年の美への旅」(東京都美術館) メトロポリタン美術館。アメリカの大英博物館を狙って創設されたのか?(NYのセントラルパーク内にあるんだね) 看板に偽りなし。印象派やエコールドパリ絵画から紀元前の土器みたいなのまでなんとも贅沢な品揃えが日本にやってきた。 *帰ってから知ったけど公式HPも充実している。オンライン・ギャラリーで主要な作品は解説付きで画像… トラックバック:0 コメント:0 2012年10月21日 続きを読むread more
ドビュッシー、音楽と美術 印象派と象徴派のあいだで(ブリヂストン美術館) いつからドビュッシーは日本でこんなに人気になったのか。このブリヂストン美術館がこんなに繁盛してるのは初めて見たかもしれない。もちろんドビュッシーの絵画が見られると思って皆さんいらしてるわけでもない。オルセーやらオランジュリーやらから粒ぞろいの佳作が集まったからだ。 最終日近く滑りこみで見てきたドビュッシー展。混んでるし… トラックバック:0 コメント:0 2012年10月21日 続きを読むread more
中野京子トークショー[第35回ビブリオテック文明講座] 『名画と読むイエス・キリストの物語』(大和書房)刊行記念 作家 中野京子トークショー「神、悪魔、人が織りなす壮大なドラマ、宗教画の楽しみ方」ということで行って参りました。中野先生のご尊顔を拝するのは横浜美術館のドガ展以来。場所はビブリオテックなる原宿の BOOK&CAFE(という紹介でいいのだろうか)。 *このレポー… トラックバック:0 コメント:2 2012年10月07日 続きを読むread more
ジェームズ・アンソール-写実と幻想の系譜-(損保ジャパン東郷青児美術館) アンソールの事を知ったのはもちろん中野先生の『怖い絵3』だ。そこで紹介されていた「仮面にかこまれた自画像」はなぜかキング・クリムゾンを思い出させ印象に残った。改めて確認すると「ポセイドンのめざめ」のジャケットが頭にあったのだな。そしてよくよく見ればちっともアンソールに似てない…(笑)。 中野先生によればアン… トラックバック:0 コメント:0 2012年09月30日 続きを読むread more
ウルトラマンアート!(埼玉県立近代美術館) アンドリュー・ワイエス展以来の埼玉県立近代美術館。アームストロング船長の没日に来るのも何かの御縁だろう。真冬に行ったパルコミュージアムの青森美術館展の成田亨さんの鮮烈な印象も記憶に新しい。今回はウルトラマンやウルトラセブンの展示である。 楽しみだったのは撮影可能な展示品。撮影可・不可の判別基準は、撮影可の模型はほと… トラックバック:0 コメント:0 2012年08月27日 続きを読むread more
レーピン展(Bunkamura ザ・ミュージアム) 松濤美術館を出てあっという間に着いたザ・ミュージアム。こんなに近かったのか。北海道からロシアの大地へ。 トルストイ、ドストエフスキー、チャイコフスキーにムソルグスキー(トルストイだけスキーが付かないな)とそうそうたる芸術家たちが活躍した20世紀初頭ロシアを共に生き描いたレーピン。私にとってレーピンといえばヴァイオリニス… トラックバック:0 コメント:0 2012年08月19日 続きを読むread more
藤田嗣治と愛書都市パリ-花ひらく挿絵本の世紀‐(松濤美術館) 松濤美術館。渋谷にそんなこんな所があったのね。なかなかかっこいい。建物自体文化財じゃないの。沿革を読むと、「1972(昭和47)年3月 渋谷区の「長期基本計画」策定される。文化施設として、美術館、音楽室、集会所(文化センター)の必要性が答申された」とある。なんと豪華な集会所。裏山渋谷区民。 フジタの珍しいコレクションが… トラックバック:0 コメント:3 2012年08月19日 続きを読むread more
魔法の美術館 『光のアート展』(千葉県立美術館) こどもお断り、触るな、しゃべるな、騒ぐな、走るな、写真を撮るな…、通常の美術館なら必ず言われるすべてのタブーを全否定する企画展が現れた。ゲージツはふれてなんぼだぜお客さん。やるなチーバ県。 この日は雲が綺麗だった。クソ暑かったようだが、ベイエリアの浜風はなかなか涼風であった。 壊れているわけではない。 … トラックバック:0 コメント:0 2012年08月18日 続きを読むread more
ホキ美術館に行ってきた トケにあるホキ美術館。JR土気駅からバスで5分。日本初の写実絵画専門美術館という。前々から噂は聞いていてぜひ訪問したかったのだが、なんせ遠いのよ。千葉方面にたまたま用がありしかも休日であるという千載一遇のチャンス。これを逃していつ行くべきか。 スーパーリアリズムという流派は昔ちょっと流行った。今でも頑張って… トラックバック:0 コメント:0 2012年08月17日 続きを読むread more
マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝(東京都美術館) 雨なのに、夜なのに、期待した程空いてはいなかった。リニューアルなった東京都美術館。いつ以来だ? 過去ログに寄れば私が最後にここに来たのは2008年のフェルメール展のようだ。そんな前だったかな? でまたフェルメール観に来たわけか。 ヨハネス・フェルメール 《真珠の耳飾りの少女》 1665年頃 何と言っても今回の目… トラックバック:0 コメント:0 2012年07月07日 続きを読むread more
印象派の行方 モネ、ルノワールと次世代の画家たち(ポーラ美術館) タダ券があるなら使わねばならぬ。4月に東京日仏学院で行われた公開セミナー「20世紀のモネとルノワール - 次世代の画家たちとの対話」で頂いたものである。タダをいいことに潜り込んできたがこんなお土産まで頂戴してしまった。ポーラ美術館さんから学芸員さんをお招きして行われた内容はかなり濃く、やっぱり本職は違うもんだな、私のインチキ美術解… トラックバック:0 コメント:0 2012年07月01日 続きを読むread more
ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年(国立西洋美術館) いくらなんでも来過ぎだろう、熱しやすく冷めやすい日本人、来年辺りはもう誰も振り返らなくなるんじゃないか、フェルメール。 平日の午前中が叶わなければ、会期初めの夜間鑑賞。話題の企画展の混雑を避けるにはこれがベストの選択である。だが行ってみるとさすが押し合いへし合いではないものの、そこそこ人が入っている。こ… トラックバック:0 コメント:0 2012年06月17日 続きを読むread more
『楽園のカンヴァス』(原田 マハ) *直接的ではありませんが、内容に触れています。未読の方はご注意下さい。 作者は美術キュレーターの仕事をしていたという事で、その経験を生かした美術ミステリー。部外者が窺い知れない美術界の内幕など楽しめる。もちろんそれだけでなく、ストーリー的にも工夫が凝らされている。すぐに気付くのは、物語の枠組みがあちこちで多重構造になっている。ま… トラックバック:0 コメント:0 2012年05月13日 続きを読むread more
大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年(国立新美術館) GWが始まる。計画というほどもない予定はあれこれ立てているが大した感慨もない。そりゃ毎日気ままに生きてるからね。そんなノりの悪い私、国立新美術館でセザンヌ展と同時開催のエルミタージュ美術館展でまずは弾みをつけてきた。(写真はセザンヌ展の時にいっしょに撮ってきたもの) パンフレットにある「美の百科事典」のふれこみは伊… トラックバック:0 コメント:11 2012年04月28日 続きを読むread more
レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想(Bunkamura ザ・ミュージアム) レオナルド、あなたが没して約五百年後、極東の島国はこのような状況になっています。 新年度週末の渋谷。新歓コンパ等で賑わうのだろう。とてもウザい。人は増えすぎましたレオナルド。 《ヒワの聖母》 ラファエロとその工房(帰属) 1505年以降 今回の展示はおしなべてもう500年以上前の作品。古過ぎて作品の制… トラックバック:0 コメント:0 2012年04月15日 続きを読むread more
セザンヌ―パリとプロヴァンス展(国立新美術館) 仮にも印象派に分類される画家としては、地味過ぎる。パッと見、誰もが感嘆するような美しい画面を作り出した訳ではない。野暮ったい岩山を延々と大した変化もなく描いた連作、新鮮さからはほど遠い生気のない果物の静物画、エロチシズムの欠片もない裸婦や少年の水浴図。セザンヌとはあまり一般受けする画家ではないだろう。それなのになぜこんなに気に… トラックバック:0 コメント:2 2012年04月01日 続きを読むread more
パリへ渡った「石橋コレクション」1962年、春(ブリヂストン美術館) 超一等地の豪華マンションに住む新進実業家=ヒルズ族なんて言葉があったように、昔の日本の成金は名画を買うことがステータスシンボルだったんだろうか。松下、出光、ポーラ化粧品…名だたる優良企業の冠美術館(そんな言葉があるか知らんが)には何かとお世話になっている。そんな中、ブリヂストン美術館開館60周年記念企画ということで二年ぶり… トラックバック:0 コメント:0 2012年02月19日 続きを読むread more
「ルドンとその周辺―夢見る世紀末」(三菱一号館美術館) 昔のこどもはみな幽霊に親しんだものだ。今ほど灯もなく甲高い電子音もない夜の室内で薄暗がりにふと顔をのぞかせるあちら側の世界からの誘いが見える。オディロン・ルドン(1840-1916)もそんな類の子だったのではないか。怖くなんかないんだよ。もともと君がいた世界なんだ、また戻るだけじゃないか。あの一つ目巨人はそんなふうに語りか… トラックバック:0 コメント:4 2012年02月04日 続きを読むread more
版画に見る印象派(八王子市夢美術館) Twitter で拾った美術館情報。八王子なんて隣町ジャマイカ。この日曜までということで得意の滑り込み鑑賞(もう終わってるのでこの企画展は見に行けませんあしからず)。 京王八王子駅から徒歩10分強。おお、今や悪の巣窟呼ばわりの某T電と同居しているのか。会場は二階である。 総天然色の印象派からしたら版画な… トラックバック:0 コメント:0 2012年02月01日 続きを読むread more
レオナール・フジタ 私のパリ、私のアトリエ(ポーラ美術館) ポーラ美術館でちょうど震災後始まったフジタの企画展。滑りこみでようやく観てきた。震災直前3月に行われた岡谷先生のアンリ・ルソー講演以来か。 この垂れ幕、なかなか素敵なガラになっているが、樹々を透かした印刷がされているのではなく、たまたまガラスに周りが反射して写り込んだだけである。 ここはお化… トラックバック:0 コメント:0 2012年01月14日 続きを読むread more
青森県立美術館 コレクション展 北の異才たち(渋谷 パルコミュージアム) パルコといえば、子供の頃は訳のわからないセールのCM(グランバザ~ル♪)でお馴染みだったが、ミュージアムがあったとは知らなかった。まあ展示小スペースといったところだが。店舗に合わせ夜9時まで会場しているので会社帰りに寄ってみた今年の美術館の初詣。 結局いた間、観客は私一人だったような…(哀)。こんなところに… トラックバック:0 コメント:2 2012年01月07日 続きを読むread more
アルプスの画家 セガンティーニ ―光と山―(損保ジャパン東郷青児美術館) 美術館巡りも今年最後かな。全然知らない人だけど、なんとなく評判の良いセガンティーニ展へ。一度震災で見送られ仕切り直しだったらしい。この展覧会はクリスマスに見に行ったのだが、またも天からのお恵に与かってしまった。チケットを買おうとすると背中をツンツンされた気がする。なんだこの野郎と振り返ると、またもお姉さまが「これ余ったからあん… トラックバック:0 コメント:2 2011年12月26日 続きを読むread more
「村山槐多の全貌」展 その芸術の真髄と大作の謎―山本鼎との真実(岡崎市美術博物館) ゲージツのためなら例え地の果てだろうと赴くこの行動力。京都出張の帰りに名古屋で途中下車なんざ朝メシ前だぜ。しかし愛知県岡崎市、覚悟はしていたけど、めちゃ遠いよ。名鉄なんて初めて乗った。近鉄と違うのね(最初駅間違えた)。 でっかい陸上競技場も設備されている公園内にその岡崎市美術博物館はある。行く途中、でっかいモニュメ… トラックバック:0 コメント:0 2011年12月20日 続きを読むread more
藤城清治 光のシンフォニー展 ~クリスマスを贈る~(ヤマハ銀座スタジオ) ここ数週間 Google のアドセンでやたらと宣伝を見かけた(これグーグル先生のログ統計分析で絵画好きのタグが付けられてるだろう私だけなのかな?)藤城清治さんの画展にせっかくなのでお邪魔した。関係者の皆さん、ちゃんと広告届いてますよ~(笑)。 藤城清治さんといえば私としてはやはり天気予報のイメージが強い。幻想的な背景で… トラックバック:1 コメント:0 2011年12月10日 続きを読むread more
ぬぐ絵画―日本のヌード 1880-1945(東京国立近代美術館) 私が会社に入った頃は、まだデスクの上に卓上ヌードカレンダーがあちこち置かれていた。保険勧誘のおばちゃんが配っていたのだ。ある時からハダカがなくなり、どうしたのかと聞くと「セクハラで…」という話だった。それからというもの、日活ロマンなんとかのポスターもマイルドになり、テレビから生着替え熱湯コマーシャルも、女だらけの水泳大会も姿を… トラックバック:0 コメント:0 2011年11月27日 続きを読むread more
プラド美術館所蔵 ゴヤ展 -光と影-(国立西洋美術館) かなりの大物で、開催前からだいぶ美術ファンの間では話題になった展覧会だろう。しかし関係者のご苦労など知る由もない私みたいな素人衆からしたら、ちょっと肩透かしかも知れない。油彩は一部で、ほとんどが単色の素描やエッチングが中心。マハは服着てるし(爆)。でもプラドの呼び物二作品も借りられないよね。この辺で精一杯だろう。 とは… トラックバック:0 コメント:0 2011年11月13日 続きを読むread more
モーリス・ドニ ― いのちの輝き、子どものいる風景(損保ジャパン東郷青児美術館) 知らない画家だし、ポスターの作品もそれほど気に留める程でもなかった。興味を持ったのはNHKの「日曜美術館」で取り上げられ、ゲストにあの荒木飛呂彦大先生が出てきたからに他ならない。荒木氏が元々ドニのファンであったかは定かでないが、その絵のありえない色使いにほれぼれと熱弁を振るうその姿に思わず乗っかってしまった。 前日… トラックバック:0 コメント:0 2011年11月06日 続きを読むread more
トゥールーズ=ロートレック展(三菱一号館美術館) ロートレック。もちろん有名な画家でありその作風もすぐ頭に浮かぶ。のっぺりとしたポスター絵。それほど惹かれる画家でもないのだが、ふと気づけばこの人に関する知識がほとんどない。女かと思っていたそりゃローランサンだよローしかあってねーじゃん。…これは行かねばなるまい。 会場に入ってすぐ、飾ってある白黒写真。なんだこのちっちゃ… トラックバック:0 コメント:0 2011年11月03日 続きを読むread more