『耳から学ぶ勉強法』(清水 康一郎)

 少なからずの人が「耳から学ぶ」スタイルを奨励している。音声教材のよいところは文字情報だけでは伝わらない声のトーンやリズムからその人となりを得て、無意識のレベルで身につくものが少なくないことだ。もちろん一番良いのは直接お話を伺い指導していただくことだが、物理的、予算的、時間的制約もある。音声教材なら時空を超えてたとえ故人であろうとも教えをヴァーチャルに請うことが出来る。そこには憑依というかモデリングの効能を視野に入れた期待がある。ちょっとオカルト入ってるが、その人とそっくりに振る舞えばもう他から見れば実質的にその人なのだ。

 アメリカでのオーディオブックのポピュラーさは目を引く。学習意識の違いなのか識字率の関係なのかは知らないが。少なくとも、語学学習で多読の助けとしてオーディオブックを活用するのは超お勧めしたい。私もハリポタ理解度が倍になった(そもそもの読解力が低いという指摘はなしだ)。でも聞き流しはどうかなあ。何もしないよりはいいだろうけど意識して聴かないと何も残らないと思うが。私はあまり効果を認めたくない。

 例によって、この本自体、情報商材販売がメインである著者の宣伝がかなり入ってるけど、肯けるところは多かった。私も京セラ稲盛会長の講演DVDは取り寄せてみようかと思ったし、さおだけ屋の講演に行こうと思ったのもこの本の影響があったことは否定しない。







耳から学ぶ勉強法

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