『「超」AI整理法 無限にためて瞬時に引き出す』(野口 悠紀雄)

 なんでもかんでもAIと付けりゃいいもんじゃないだろチョー! でもさすが野口先生、今回も目から鱗が落ちる情報満載であった。YouTuberにもなったのねw。ご著書からくるイメージからすると動画の語り口がかなりソフトで意外であったw。


世の中には、ノウハウでないノウハウが多すぎること、情報は分類できないこと、分類とは思想であることなどを述べます。

 野口先生の言わんとしていることと違うかもしれないけど、分類や整理ってそれをすることが目的ではなく、それらを解析することによって無駄を省き未来を予知し意思決定のスピードを上げるために行うことだと最近ようやくわかってきた。

文章を書く際に最も重要なのは、とにかくスタートすることだ」 と考えており、「全体の構想がまとまらなくても、とにかく書き

 音声入力のよいところは気軽に書き始めることが出来ることだという。あれ?ワープロが出来た頃にも野口先生は「書き始められる気楽さ」を最も評価していた。あれから数十年、やっぱり書き出すことに苦労されていることが忍ばれるw。

 そのうち口に出すのももどかしいと、脳内信号を読み取って、「もの思えばテキスト化」アプリなんかが登場するのではなかろうか。

 それはともかく「始めることが肝要」ってのは読む方でもそうなんだよな。これは去年読んだ『「超」独学法 AI時代の新しい働き方へ』の記事で書いた。その結果、昨年Fireの読上げ機能でどれだけ読書量が増やせたことか。理解力は浅いが、それを補って余りある効果である。

(気軽にマイクに向かってなんでも話し始めれば文章は書けるのに)それにもかかわらず話せないのは、話す内容を持っていないから

 これは英語もそうなのだ。基本的な語彙とか文法が頭に入ってないとぜったいにしゃべれない。それが足りてないだけなのに「いくら勉強しても英語が話せるようにならないの~」みたいな人が多すぎる。「スタートしさえすればいい」っていうのはやっぱりかなり頭の中に漠然とでも内容を持ってい(野口先生みたいな)レベルの高いるひとでないとダメって
ところもあるよね。

 途中からは、GoogleLenzに関する記載が中心を占める。私も出たての頃試してみて凄まじい解析能力に唖然としたが、

政治家の顔はあまり認識できない

らしい。これは気付かなかった。なんでやねん?

参照すべきデータベースがないからでしょ

という野口先生の見立てだが、要するに政治家の顔を認識しても金にならないから?ということなんだろうか。あくまでGoogleは利益追求集団だということを思い出させるエピソードと思った。

 だいぶ前から「それで覗けば英語が日本語になって見えるドラえもん的な虫メガネ道具」は出るんじゃないかなとは思っていた。だがGoogle Lenzはそれを凌駕し、更にOCR的な使い方までできるとは驚き。

 紙に印刷された文字情報も読み取ってテキストデータに変換できるから、エディター等に貼り付けて編集やググるのも思いのまま! これが知れただけでもこの本を読む価値があったよ。

 最後、QRコードをWordで作れるのも知らなかった! 個人的にあまり活用する場面は思いつかないが、会場の地図とか出席者に紙で配らざるを得ない時にスマホで辿れるリンクをQRコードにしておいたりするのは便利かも。

 個人的にはAndroidのバージョンアップ以来、QR コードを読み取るアプリがどうもうまくいかなかったので QR コードあまり使ってなかったんだけど、写真に撮って Google Lenzで検索すればあっという間に解決なんだよ!


<どうでもいい話>
 (GoogleLenzで人の写真を撮って服や持ち物を解析すれば)どの程度の所得の人か、知ることができます

 それはないw。やっすい(?)タートルネックばっか来てたスティーブ・ジョブズなんかどうなるんだ?w 億万長者って身なりに気を使わなかったりドケチだったりしないだろうか?


「超」AI整理法 無限にためて瞬時に引き出す - 野口 悠紀雄
「超」AI整理法 無限にためて瞬時に引き出す - 野口 悠紀雄

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