特別展「見えているのに見えていない!立体錯視の最前線」
明治大学。考えてみたら一度受験して落ちてるんだよね。御茶ノ水のキャンパスは、古本街の神保町回る時にいつもそばを通っていたが入るのは初めて。こんな施設があったんだ。
実は夏休み中にここ訪問してこっちも夏休みで今日は2度目の訪問。よっぽど相性の悪い大学のようだって私がバカなだけですかそうですか。でもとてもとても楽しめましたしかも全部タダ!
この不思議模型はエッシャーと絡めて横浜で見て以来。
館内にある説明読んでもさーぱりわからない。でもハッとひらめく。見る角度で変わるんだから、三次元の物体も鏡に映るとそれは二次元の画像情報になる。そこで鏡に映るある特定の角度で、その見せたい二次元の図になるように、三次元の模型をまず二次元=平面で設計し、それをふくらませる感じで立体にする順番で作るのかな。だから四角い立方体が丸い円柱になるギャップが面白いとしても、別に円柱にこだわる必要もないのかも知れない。
立体錯視も面白かったが、同じ地階にあった阿久悠記念館そして明治大学の博物館がまた面白かった。阿久悠さんの作詞した曲はあらためて超有名作ばかりと気付く。日本の歌謡曲を作ってきた人なんだな。
博物館の方は拷問とか刑罰に使われたギロチンやら鉄の処女、このあたりがとにかく目を引いた。もちろん実際に使われたものではなくレプリカなんだけど、あまり近よりたくもない雰囲気満載。
説明書きによれば、この「鉄の処女」は最初罪人に辱めを与えるための罰として制作されたそうで、あの体の中のトゲトゲは当初なかったとのこと。しかし、辱めを囚人に与えるってたんにあの不気味な人形の中に押し込めて懲らしめたってことか? 自分の顔が出てなきゃどんなムリなコスプレも仮面かぶってるみたいでかえって快感ではないかな?
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