ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち(パナソニック汐留美術館)

画像


 前哨戦でNHK日曜美術館にて中野京子先生節を聞くことが出来た! 大金持ちのゴミ屋敷?? ファムファタールは男の幻想…?

 夜来るのは初めてかな? 汐留のパナソニック美術館。仕事帰りダッシュで来てよかった。来た当初からそこそこ混んでいたが帰る頃にはウェイティングの行列が出来ていた。

 モローはモローだけに朦朧派かとなんとなく思っていたが、改めて多くの作品に触れてみるとこれは線の画家だな。ピカソみたいな人体の造形力はなくとも、たとえば背景に描き込まれたあの細かい模様とかには呪術的な召喚力みたいな魅惑がある。

《出現》1876年頃
 今回の展示はこれに尽きる。なんでも、未完らしく、画面背景にうっすら見えるエッチングの線描みたいなのは晩年に思い立って描き加えたものらしい。モローとしては心残りがあったかも知れないが今見る我々にとってはむしろ想像力を掻き立てられて面白い。お化けというか異世界みたいな雰囲気が出てる。CGっぽいとも言えるかな。
 線描で描かれているのは異教徒の神。おっぱいたくさんある神様はインドっぽいけどアルテミスとかギリシャやローマの神様にもいたっけ。ところでおっぱいたくさんの神様は世界中にいるけどチンコたくさんの神様は見たことないな? あまりに卑猥だからだろうか? じゃ天狗は??どうでもいいですかすいません。


画像


《一角獣》1885頃
 も一つ良かったのがこれ。パステル使ったような色使いが素敵。これも未完だという。しかし未完未完って、そんなこと言ったらここにあるどれが完成品なんだろうか。今回の展示みんなこんな感じだぞ。まあ、絵が完成したかどうかって、描いた人が「これで完成!」といえばたとえ塗り残しとかあっても完成だしね。いつか止めないと永久に手直し続けるとか現役の画家さんも話していたし。
 この重厚な色合いのマチエールってやつの最高傑作がたぶんパリのモロー美術館にあるユピテルとセメレ? 館内ビデオで紹介されていて心奪われた。すごいな。これ来てくんないのかな。門外不出っぽいけど。











みかん星人🍊




ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック