印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション(Bunkamura)

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 109の新ロゴを横目に激込みの渋谷へやって来たよ(訪問日5/24)。個人の秘蔵コレクションだけあって、コローとかも見たことない作品が多くやはり貴重な機会であった。

 ちなみにbarrelは樽の意味らしい。石油の単位でもある。樽といえば、クロフツの『樽』は調べてみるとcaskになってる。画像ググっても違いがよくわからんな。強いて言えばcaskはウイスキーの画像が多く出てきた。barrelは樽そのものが中心だ。

 いくら彼の名を冠した現地の美術館が老朽化リニューアルによる閉館中とはいえ、門外不出というバレルさんの遺志を無視してジャポンになんて持ち込んで良かったのかしら? 最後は撮影可能の大盤振る舞い。どういう基準で選んでるのだろう。

 クールベの肖像画か。なんかイマイチだなw。
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エドガー・ドガ
《リハーサル》1874年頃
 今回の大目玉作品。意外に小ぶり。その名の通りバレリーナのリハーサル風景なんだろう。チュチュが華やか。左上は踊りの確認の「動」、右下は衣装の確認の「静」(後ろからスカートめくって何してんだろ?) この動と静の対比は北斎(神奈川沖浪裏)とかを意識してるんだろうな。画面には更に縦のスパイラル(階段)も加えている。


エドゥアール・マネ
《シャンパングラスのバラ》1882年
 マネの晩年の静物画。前にもこんなのを見たがなんか心にくるんだよね。あれだけ世間を騒がすアジる作品を出してきたロックな画家が、その人生の終わりに達観した境地を見せるような寂しさ。バラはなんにも言わないけれどバラの気持ちがよくわかる…。











樽【新訳版】 (創元推理文庫)
東京創元社
F・W・クロフツ


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