アンドリュー・ワイエス展(美術愛住館)

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 美術愛住館なんてのが四谷にあったのか。小さなギャラリーって感じだな。なんかお金持ちの人が趣味か地域貢献のためにやってる感じだなと思ったら堺屋太一さんのもちものだったのか。
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 ワイエス…。どんな人だったかなと思ったら「クリスティーナの世界」の人か(調べておけ)。でもこれ埼玉で見たやつだ。「丸沼芸術の森」所蔵のワイエス習作の一部が展示されている。
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《クリスティーナの世界》1948年
 ここにあるのは小さなコピーなのに他の作品が霞んでしまう圧倒的なインパクト。本物はMoMAにあるのね。あの絵のすごいところは普遍性。クリスチャンならキリストが十字架背負ってゴルゴダの丘へ登っていくものと関連付けるかもしれない。でもどんな人であっても、クリスティーナの姿、あれは自分だと思わせるところじゃないか。
 知られているようにワイエスは体の不自由なクリスティーナさんが実際に這って家路につく姿を偶然見かけたことにインスパイアされてこれを描いた。まるっきりの模写ではなく、クリスティーナをモデルにしたのは両腕だけで、後ろ姿は彼の奥さんらしい。埼玉で見た企画展ではいくつも「クリスティーナの世界」の習作があり、あらゆるシミュレーションの上であの作品を作り上げたことがわかる。裏話を聞くと若干感動が減る人もいるかも知れないが、現実を再構成するからこそ普遍性を得られるのだ。

 って、飾られてないクリスティーナの世界の話になっちゃったよ。












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