伊藤若冲展(福島県立美術館)

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 はからずも「奇想の系譜展」でたっぷり見れた伊藤若冲。そこまでのファンでもないんだけど、ここでしか見れないようだし、行くならGW前だよな福島行ったことないし行ってみるかなと数日前に決めた(訪問日4/21)。


 福島ってやっぱりまだまだ寒いのね。東京と5℃くらい違ったんじゃないかな。少し厚着してきて正解だった。
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 お山の麓にあるのか。そこそこ混んではいたがこないだの東京都美術館ほどではない。快適に見れた。
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《付喪神図》
 前に見たかな。有名作だよね、かなり人だかりもしていた。ぶんぶく茶釜か? 食器も永く使うと命が宿るというアニミズム。こんなの日本だけかな。なにかのスタンドにも見えるかも。

《鯨と象》
 また逢えた。こないだよりも上手に見えるな。

《百犬図》
 100匹ワンちゃん大集合。数えると100匹もいないらしい。絵の外にいるんだろう。あなたの心の中かもしれない(竜安寺とか禅宗の類で毎度のことだ)
 吉祥画と禅画の側面があるという。犬は多産で五穀豊穣のシンボルで、犬が咥えているものもそれぞれなにかのシンボルだとか。どの子も個性的でフジタの「猫」に対比するとまた面白いかも。あっちは闘争でこっちは仲良くじゃれあっている。


 隣で見ていたカップルの女性が「センターはセクシーポーズ?」とか笑っていた。なるほど、後ろに手を回してるのはのはそうも見えるか。ほんとは足で頭を掻いてるんだろうけど。
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《白象群獣図》
 小さな升目でいろいろな動物を描いている。モザイクというかワッフルというか、点描とはまた違うな。どんな効果を狙っているんだ?? なんでこんなことしようと思ったんだろうか。前例があるのかな。




 若冲が利用した(であろう)絵の具もなぜか展示してあった。今回の展示は総天然色の作品はあまりなく墨絵が中心だったと思うけど。ベロ藍の原石?みたいなのも展示してあってこれは吸い込まれる青さだった。さぞかし価格も高かったんだろう。

 にしても若冲の絵は金持ちの道楽だよなあ🐔。ハッとする美しさや雅はあれどそれほど胸ぐら掴まれるような作品はない。高等遊民か。北斎と違い旅も好きではなかったそうだ。なんで急にこんな人気が出たんだろうか。

 無計画で行くとあれこれもったいないことになるのも多い。近くに飯坂温泉なんてのもあったのか。時間が微妙で断念した。

 かの花見山辺りまでもなんとか行けばよかったな。

*写真はイメージです
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