少佐の記憶-Memoirs of a major-

アクセスカウンタ

zoom RSS 明恵の夢と高山寺(中之島香雪美術館)

<<   作成日時 : 2019/04/29 21:52   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

画像


 大阪行きの前に河合隼雄先生絡みで情報を得ていたのでフェルメール展の後に寄ってみた。見た夢を生涯書き残したことで知られる明恵さん直筆の夢記が展示されるという。でも実は目玉は鳥獣戯画。高野山所蔵なのか(現在は国立美術館所蔵)。ウサギとカエルのはもちろんよく見ていたけど他の動物もいっぱい登場するしニンゲンも出てくるんだ。更には麒麟とか鳳凰とか虎とかスーパーカメ?とか妖怪っぽいのも?

 麒麟はご承知のように動物園の首の長いキリンではなくキリンビールのマークの想像上の麒麟だ。でもふと気付けばここに描かれてる麒麟は動物園のキリンと同じようなジラフ柄をしている。念の為キリンビールや他の麒麟図をググってみたがその体の模様は魚の鱗や爬虫類っぽいのが大半だった。麒麟とキリンはなんか関係あんのかなと思っていたが実はあったのか??

田中圭一さんのマンガ「教えてっ!真夢子おね〜さん」


によれば、鳥獣戯画はオーパーツとも言われているらしい。オーパーツとはその当時まだなかったはずの後世の製造物がその絵の中に登場している作品。タイムパラドックスみたいなものだな。あの鳥獣戯画で見られる擬人化の表現は二十世紀の日本の漫画まで現れないという。不思議だね。だから高野山で門外不出とされてたのかな。

 『ダ・ヴィンチ・コード』のダン・ブラウンさんにでもこの情報あげたらさぞかしおもしろいミステリーに仕立て上げてくれるかも。ラングドン博士!

 とはいえ、オーパーツのからくりは、実は世の中にちゃんと伝えられるような文化財的な絵には漫画的手法が取られてなかっただけで市井の人々の間ではちゃんと使われていたのではという気もする。北斎漫画なんかどうだったんだろう。そもそもニンゲンの考えることなんて大昔からそうそう変わってはいない、ということはラスコー壁画で学んだこと。


 で、肝心の明恵さんの夢記は…、うねうね行書でお経みたいな何が書いてあるんだかわからないもので、敬虔あらたかなものなのだろうけれどもまさに馬の耳に念仏でさっぱりわからなかった… 。

 中之島香雪美術館は、最初想像してたのと全然違ってた。小さな施設美術館だとばっかり思ってたのに綺麗な近代ビルの4階である。思った以上に人も来ていた。平日なのに、暇なおじいちゃんが多いんだろう俺もか。過去の鳥獣戯画展は毎回大盛況で数時間待ちなんてのもザラだったらしく、図らずも貴重なチャンスであったのだな。

(おまけ) なんと美術館の中に茶室と大自然を作ってしまったそうだ。ここは撮影OKなのでたっぷり撮ってきた。
画像



画像



画像



画像



画像



画像

 


河合隼雄先生の本も読まなきゃ。でもKindleになってねええ…












鳥獣戯画の謎 (別冊宝島 2302)
宝島社
2015-02-13


Amazonアソシエイト


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
明恵の夢と高山寺(中之島香雪美術館) 少佐の記憶-Memoirs of a major-/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる