少佐の記憶-Memoirs of a major-

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zoom RSS フェルメール展(大阪市立美術館)

<<   作成日時 : 2019/04/28 22:48   >>

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 夜行バスではるばる来たぜ大阪。開場は9:30(今現在は8:30に繰り上げになったそうです)。9時頃から並び始める。平日だがそこそこ行列ができ出す。にしてもスタッフさんが拡声器でああだこうだと注意事項を延々説明し出しうるせーことうるせーこと。物販の説明までしやがるし。


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「聖なるものと俗なるものをフーゾク画の中に込めるのがフェルメール」
途中の(かなり広くホールみたいな)資料室でフェルメール展のビデオ(関テレ制作だったと思う)が上映され、森村泰昌さんと石原さとみちゃん(音声ガイド担当)のちょこっと対談が聞けた。ところで森村さんの作品って、あれ全部写真なの?? 精密な描写する人だなと思ってたのに(なんという見る目の無さ…)。

 数合わせのフランドル作品をくぐり抜け、いよいよ特別なフェルメールルームへ。上野の森美術館と同じく導線カーブを曲がらないと作品は見えてこない。で、 開けた視界に「取り持ち女」がいきなり飛び込んでくる。考えてるねえ。

《取り持ち女》
 若描きだな。何でも描けますよな頑張っちゃってる感が出てるかな。ごちゃごちゃしすぎかも。グラスや水差しの描写が秀逸。女性は聖母のような顔をしているけれど右目開けてるのかな。コインの額を確認しているのだろうか。その辺は俗っぽさを演出しているのか。周りの3人の顔は暗がりでもあるし照明がテカっちゃって双眼鏡でもよく見えなかった。
 娼婦の黄色い服とお客の赤い色は何か意味合いがあるんだろうか。マリアのイメージカラーが青だった気がするけど。

 これもそうだがフェルメール初期の宗教画は比較的大きなサイズのものが多い。その後の風俗画はちっちゃいものが多い。顧客の要望に沿ったものなのか”あの”作風だとそのくらいの大きさが限界だからなのか。

《手紙を書く女》
 何度も見ているけれど私にとって思い入れのある作品だ。キャプションで書かれていた「テーブルクロスの折り返しと左手の形を同じにしている」とは初めて気付いた。しかしこれ何か意味あんのかな。浮世絵とかはこういうのよくやっているが。もちろん今見ると意味のわからない取り合わせを絵の中に入れるのは他の作品でも多い。

《恋文》
 実はこっちが大阪展のみ展示だったらしい。これもよく見てみればイミフだよね。奥様と家政婦さんが話をしている。まだ掃除の途中(サンダル脱いで タイルを磨いている?)みたいなのになんで奥さんはでんと座ってリュートの練習なんかしてるんだろう? 掃除の邪魔だろ。楽器は虚しさを表す記号みたいなものだというのは分かるんだが。
 後で知ったことに、投げやりなモップなんかは怠惰を表すアイテムだったようだ。そんなもんわかるか! フランドル作品の一つとして来ていた《パン屋でレースを編む女》(ヨブ・ベルクヘイデ)みたいな意図不明、ナンセンスな組み合わせが当時のオランダで流行っていたんだろうか。野菜で人の顔を描くのが高尚だったようなものかも。

 狙い通りそれほど混雑もなく、まずまず堪能できたかな。あれ?「牛乳を注ぐ女」は来てないんだったっけ。大人気の絵だから次の興行地に一足先に行ったか。私も次へ進むか。
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 お昼を食べたあべの地下街の飲食店ではフェルメール展の半券でサービスをしていた。それ使って天丼屋さんで注文したら「穴子丼フェルメール(海老天一本サービス)一丁!」と叫ばれるのはなかなかシュールだったねw
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wazaogi
2016-07-30
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