少佐の記憶-Memoirs of a major-

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zoom RSS 『フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する』(ミチオ・カク)

<<   作成日時 : 2019/03/03 13:51   >>

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 久しぶりのミチオ・カクさん。なかなかファンだったのだが、東日本大震災の時、「日本福島の原発事故はチェインリアクションで次々と爆発するだろう」みたいなコメントをアメリカのメディアで出していて(もちろんそんなことは起きなかった)だいぶ私の中で信頼度が下がったものだ。だからしばらく読まなかったわけではないが。

(実際ググると「胡散臭い」とか「トンデモ」とかも出てくるねw。まあ、私は「エンタメ」として楽しんでます)

『サイエンス・インポッシブル』(ミチオ カク)

 いつもブッ飛んだ科学ストーリーで楽しませんてくれるカクさんがこの本で取り組んだのが「人の心」。人の意識とはなんだろう? 科学的に捉えることが出来るのだろうか? 魂の不滅を人工的に作り出すことは出来るのか? みたいな話を身近な映画やSFを例に出しながら相変わらず読者を飽きさせない。

今後数十年で、神経科学の威力は爆発的に増す可能性がある。現在の研究は、息をのむような科学の新発見を目前にしている。いつか、われわれは日常的に身のまわりの物を心の力で操り、記憶をダウンロードし、精神疾患を治し、知能を強化し、脳をニューロンひとつひとつに至るまで把握し、脳のバックアップ・コピーをとり、テレパシーで互いに意思疎通を図るようになるかもしれない。未来の世界は、心の世界になるのだ。


 驚くべきことにかなり研究は進んでいるようだ。人の記憶をダウンロードして保管したり他人に移し替えたりする試み。ただ更に恐ろしいことに紹介されている内容には早くももう古くなりつつある部分もある。AIを語る上でいまや外せないディープラーニングについても触れられていない(積読しないで早く嫁ということかすいません)。

 動物にも「魂」はあるのかな?という疑問も湧き上がる。ペットを買ったことのある人なら「あるに決まってるじゃん」というだろう。だがあなたになついているように見える行動はたんなる反射(こうするとエサをくれる、散歩に連れてってくれる見返りがある)行動かもしれない。でも人間の「愛」だってそれ以上のもの(単なる本能でしょ?)が果たしてあるのか?

 犬や猫の動物なら感情があるのは納得しても虫とかどうなのか? こないだTwitterで人に懐くスズメバチの動画を見て「そういうこともあるのか…!」と衝撃を受けたけど。


***
 あまりの科学の進歩には恐怖を覚えるところもあるのだが、基本的に世の中はよい方向に進んでいる。

・テクノロジーがもたらす主な脅威は、これまで無数の人の命を奪ってきたものではあるが、暴れまわる殺人ロボットや狂ったナノロボットではない。われわれの放縦なライフスタイルである。

・ここ数十年のあいだに、史上初めて、世界で数億人がひどい貧困から脱した。

 やはり事実だと思う。

・欧米は老朽化しつつある都市のインフラに悪戦苦闘しているが、新興国はきらびやかな最先端テクノロジーを用いて都市をまるごと築いている

(インフラが築けず)固定電話を持てなかった貧困国のみなさんが、それより先にスマホを手にし、最新テクノロジーの享受を受けているのは周知の事実。トンデモだろうとなんだろうとちゃんとウオッチしていかないと知らぬ間に世の中ひっくり返ってることが起きそうなので気をつけるべし…。










フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する
NHK出版
ミチオ・カク


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