佐川美術館(ミュシャと佐藤忠良)
黒壁を後にして守山駅へ。水の美術館と謳われる(かどうかは知らないけど)佐川美術館へ。
佐藤忠良さんの彫刻があちこちに。
萌!!
実は《萌(きざし)》と読むらしいw。
水辺の回廊を歩くと鹿がいる。
なんか咥えてるみたいだなと思ったらなんか咥えていた。
中に入ってもこりゃ広いわい。多分左右の両館合わせれば川村記念美術館と同じくらいじゃないかな(更には地下にもショウスペースがあった)。そんでまた(休日ということもあるのだろうが)意外に混んでいた。老若男女いろんな階層の方がいらしたと思う。
特別展はミュシャ版画。スラヴ叙事詩の記憶もまだ新しい。今回はもっともよく知られた彼の作品が中心になる。絵葉書レベルの細かい作品がわんさか展示されていて、ただでさえ時間がないのに、別会場でやっているという佐藤忠良特集まで見るにはこりゃまったく時間が足らない。駆け足で。
《ジスモンダ》 1895年
時代背景からなのかロートレックのようにポスター画も多い。「ジスモンダ」は当時の名女優サラ・ベルナール主演舞台のために制作され、大評判になったそうな。オリジナルとアメリカ公演版と二つのバージョンが並べられている。版画なのに色も内容も微妙に違う。基本は同じリトグラフの版を利用してるはずと思うので、(どうやるのかはわからないが)ちょこっと追加したりインクの配色を変えたりしてるのかな。
全体に色がセピアってるのは、当時からそうなのか、時を経て色褪せてしまったからなのか。絵の具自体は発色のいいものは印象派の画家たちがすでに使用してたから当時流通していたと思う。そういうのは版画用とまた違うのかもしれない。実質、紙のほうが先にやられるかな。
今の日本人がミュシャ作品を見るとレトロな大正ロマン?みたいなのを思い出す。時代的にも重なってるしアール・ヌーヴォーは日本が手本だから当たらずも遠からずだろう。ミュシャは一時期忘れられてた画家らしいが、現代の日本のマンガやアニメの画風も思わせる。特にマンガの扉絵なんかモロじゃないか。
さて佐藤忠良。彫像が会場いっぱいに並べられていた。ガイジンの姿ばっかり作っていた日本人彫刻家の中で、「まったく普通の日本人」をモデルにした最初のひとらしい。
《記録を作った男の顔》
ちっとも「普通の日本人」ではない。言わずと知れた王さんだよ。すげえ迫力。後頭部に王さんのサインがあった。ご本人が入れたんだろうなあ。佐藤忠良さんが入れたら「木梨憲武の書いたペレのサイン」になっちゃうしw。
ところで彼の女性像で、上は服着てるのに下半身はすっぽんぽんというのがあるのはなんなんだろうか? 「あれ?パンツはき忘れちゃった、てへぺろ(・ω<)!」みたいなノリにも見えるのだが。














この記事へのコメント
川村に匹敵とは!(まだ行ってないけど‥‥)
MIHOと抱き合わせツアーだともったいなさそう。
佐川はあの佐川ではなかったんですね。
念のためHPで調べたら…
公益財団法人佐川美術館
佐川美術館は、設立母体の佐川急便株式会社が創業40周年記念事業の一環として、 琵琶湖を望む美しい自然に囲まれた近江・守山の地に1998年3月に開館いたしました。
でした!(滝汗)
その手の説明書き館内では目につかなかったと思うので控えめにされてるのかもですね…。