開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」(東京国立博物館)

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 建仁寺。ここ行ったことあったかな? …って、ああ、あの金澤翔子さんの書を見に行ったところだね。ここはかのキヤノンの名付け親である所縁から写真撮影に寛大なお寺だったっけ。でも今回の展示はいっさい撮影禁止であるいけづぅ。


 てなことで、もしかしたら現地で見たものばかりなのかもしれないが、今回むしろお寺では体験できないだろう工夫の凝らされた展示方法に感心させられた。

 最初に気付くのは仏像の瞳。どのおじいちゃんも目がキラキラしてる。LEDスポット照明の当て方によるものだろう。今まで仏像なんて山ほど見てきているのに、今まで仏像の目がガラス系で出来てる認識があまりなかったな。たいがい仏像さんたちは薄暗いお寺に安置されてるからね。御灯明をかざして見まわるような住職さんみたいなことでもしなきゃ光を反射するさまなど体験できなかった訳だ。

 照明で行けば、《小野篁・冥官・獄卒立像》院達作(江戸時代・17世紀 京都・六道珍皇寺蔵)が一番よかったかな。「おめえ悪いことしただろっ!」と腕を真っ直ぐに突き出してこちらを指刺すような閻魔大王の子分の鬼さん(三人並んだ真ん中にいる偉そうな人は閻魔様ではないそうだ)。ちっちゃいんだけど筋骨隆々で、その筋が炭の熾火みたいに赤々として、これぞ地獄の煉火である。ここのライトアップショー(?)は3分間隔くらいでパターンが変わり、しだいに周りが暗くなって目だけが爛々と輝き出すのもド迫力であった。

 それにしても居並ぶ仏像さん(歴代の住職さんたちだと思うが)はどなたも非常に生生しくて今にも動き出しそうだ。お顔もさぞかしご本人に似ているのだろう。ふと気付いたのだが、昔の日本の絵画を思い出すと、浮世絵とかを代表に個性のないそれぞれ顔の区別の付かない人たちばかりだと思う。当時の人々になら付いたのかもしれない非常に微妙な特徴付けにしてもここにあるようなリアル三次元仏像の写実精度が出せる以上、あの時代に二次元でも同様のことは出来たと考えるのが妥当である。浮世絵とかはしょせん一般庶民で仏像のモデルは名高い高僧様であるから、扱いが違うのだ、ということなのだろうか? うーむ。


国宝 《風神雷神図屏風》(部分) 俵屋宗達筆 江戸時代・17世紀 京都・建仁寺蔵
 最後におわしますのがこの、かぜひいてまんねんの風神雷神様たちである。建仁寺におじゃました時はたぶん見てないと思う(あったら写真に撮ってるよね)。歴史的価値はともかく正直そんなにすごいもんかなあ…。日本人としてあまりに見慣れた図柄のせいもあるのかも。
 ひとつ思ったのは指の数を数えると五本ある。さっきのおっかない鬼さんは四本だった。風神雷神は神様で、地獄の鬼は閻魔様の家来だからこの格差があるのだろうか? (どうでもいいことかもしれないが、事情があって、私は指の本数とか敏感なのよねw)


 ちょうどこの日(3/28 Fri)は暖かくて、花見客で賑わう上野公園であった。
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