季乃彩(ときのいろどり)
東京都西部はホンモノの温泉をウリにした施設がひしめき合う、健康ランド激戦区である。温泉マニアである私も可能な限りそのほとんどへ足を運んできたが、この季乃彩こそ私に全ての旅の終わりを告げる終の棲家となる、そんな確固たる予感を生じさせるものだった(って大げさだよ)。いやでもホント、箱根行かなくてもよくなりそうなくらい気に入った。
感動しました。まず何がすごいって、館内がとにかく広い。湯船の種類も多いし、なにより休憩所が豊富にあるのがうれしい。しかもテレビが置いてあるのが一カ所だけ。ぼ~っとしたり、ゆっくり本を読んでいたい私みたいな人間には気が散ってむちゃくちゃ邪魔なのだ。純粋なメディテーションルームを所望する私の様な人間は希なのかと諦めていたのだが、捨てたもんじゃないねえ。
ところどころに感じるのがそうした細かい気遣い。まず風呂場の床が特殊な滑りにくいタイルを使用しているのにすぐ気がついた。けっこう危険だよね。そして各風呂には「循環・加水・掛け流し」などが明記されている。「天然温泉」をうたいながらその実薄めていたり、循環させていたりは日常茶飯事。昨今の詐称事件も記憶に新しい中、かなり潔い態度と思った。
基本は「源泉循環」のようだ。「掛け流し」なのは、露天の一角にある小さな岩風呂のみである。お湯をすくって臭いを嗅いでみると確かに他で感じたカルキ臭さがない。小さいので土日など混雑時にはそれこそ芋を洗うような状況になるかも知れない。
ユニークな「石釜風呂」は、ちょうど石焼きビビンバの器のような風呂桶に入るお一人様専用。ざぱざぱ~とお湯が溢れさすのが快感。暖かい石に囲まれるのも得難い経験か。ここは「加水・掛け流し」らしい。温泉の効用とは、本来体に悪いものに浸かることによって人間の持つ免疫能力を呼び覚ますものなので、あまり入りすぎるのは逆効果となる。してみると、源泉源泉とありがたがるのも良いが、長く浸かるにはこうした"水で割ったらアメリカン"なお湯も一理あるかなとふやけた頭で考えた。
ちなみに人気のない時を見計らって、丸くて狭い湯船の中でクルクル回転して「洗濯機~~♪」と遊んでいたバカは私である(-_-)
サウナは二種類。ドライタイプとスチームタイプ。スチームタイプは湯気で前が見えないほど濃い所が多いが、ここはそこまでクドくない。でもアロマテラピーの薬草は定期的に変えてくれるらしい。こういうのは珍しい。ちなみに私が行ったときはローズマリーだった。
そして、個人的に一番気に入ったのが、「炭酸湯」。つまりバブのお湯。炭酸泉というがあるのは知っていたが、ここのはほんとにラムネの中に浸かっているようだった。見る見るうちに体中に炭酸の泡がまとまりつき、冗談でなくほんとにシュワ~としてくる。水もなんだか重い気がする。これはさすがに人工的に作っているんだろうけど、こんな強烈に不思議な風呂は初めてだ(笑)。巷じゃ二酸化炭素がありあまっているんだから、こうしてしっかり働かせるのはとても地球に優しい試みである(?)
別料金で岩盤浴コーナーもあり(個人的にはあまり興味ない)。もう最高です。(平日の昼間行ったので)土日混むのかよくわからないけど、ここへは会社帰りに寄るのがたぶん良さそうだ。これからは鞄の中にタオルを常備しておく必要があるな(-_-) 最寄りの駅は南武線南多摩駅。近くに聖蹟桜ヶ丘行きのバス停があるのも私にとってはとても便利(本数は少ないけど)。
ちなみに料金は後払い。最近お馴染みバーコード付きのブレスレットを着用。これで全ての購買履歴はチェックされる。自販機もこれで処理できる(買うとき最初ちょっと戸惑ったが)。下駄箱と脱衣所のロッカーはフリーで使える。極楽湯のように、返却コイン式が主流を占めている中、いたずらなど大丈夫かなという気もするが、もちろんこの方が来場者にはラクだ。
温泉のある日本に生まれて良かった。
http://www.tokinoirodori.com/index.html
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この記事へのコメント
この手の小さい円筒湯船はよく見かけるので、やってみよう(爆)