少佐の記憶-Memoirs of a major-

アクセスカウンタ

zoom RSS ボストン美術館 浮世絵名品展 錦絵の黄金時代 〜清長、歌麿、写楽(山種美術館)

<<   作成日時 : 2011/03/21 20:36   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像


 畠山記念館の後、山種美術館にハシゴした。いつも書くように、私は北斎が好きなだけで、浮世絵自体にそれほど興味はない。けれどもなんだか巷での評判が高いのでものは試しにと。

 恵比寿駅から徒歩10分くらいか。


画像
 歩道橋を渡り、この中華料理屋さんを過ぎると、


画像
 食料品店さんの向こうにビルが見えてくる(この写真は帰りに撮ったものだけど)。


 見事な椿が。
画像



 でもその下にあるこの案内がかなり謎なんだが。自転車も一時的に置いてあるようには見えなかった。
画像



 そしてこの高さも謎。展示室は(今回行った限りでは)地階のみだったけど。貸事務所でもしてるのか? 倉庫?
画像



 そんなことはともかく、ボストンの浮世絵コレクション。

 まずまず盛況。入ってしばらく、まあこんなもんかなあ、と流して観ていると、喜多川歌麿のコーナーに至って、見る目が変わった。

 美人画で知られる浮世絵師。でも浮世絵に出てくる人物ってみんないっしょ。どじょうみたいな眉毛に細い目の瓜実顔。ちっとも萌えない(あ、でも現在の萌画も100年後の人が見たらみんないっしょなのかも)。


《当時全盛美人揃 滝川》(1794)
 最初に足が止まったのがこれ。もちろんクリステルではない。恋文なのか、懸命にお手紙に読み耽る艶っぽいお姉さん。首の折れ方は不自然だけどまあ江戸のマニエリスムということで。なにより結髪や着物の黒が実に決まっているのがかっこいい。これはマネの黒だ。いやマネがマネしたのか。マネ独特のペタンとした色使いは浮世絵の影響とかいわれているから、それほど的外れでもなかろう。


《千代鶴》(1794-95)
 これまたお姉さんが、縁台で足の間にうちわを挟み着物の裾が分かれてそれぞれの足を覆う。パッと見だと黒タイツの女(?)。長襦袢ではないようだが、やっぱりちょっとドキッとするよ。もちろんこの時代の日本でそんなものの存在すら知られてなかっただろうけど、女性の足を黒い布で巻くとより美しく見える、というのは感覚としてあったのでは。


《風俗三段娘 下品之図》(1794-95)
 なんたってフーゾクである。おまけに下品だなんて。エッチな場所をなんで風俗と呼ぶのか前から謎だったけど、江戸の昔からの呼び名なのかな(あ、いやこの絵自体は別に春画ではない)。それはともかくうちわを手に胸もあらわに涼むおねえさんのそばにいる女性の立ち姿が衝撃的に美しい。この身のこなしの艶やかさは並大抵の腕ではない。


《福嶌左衛門》(1794-95)
 (かなり間を置いて書いているので、記憶が消えつつあるけど)確か偉い武将さんがお灸をすえられアッチッチの図ではなかったかと。で、ぶっとい毛むくじゃらの足がそばのおねえさんにニョッキリ差し出されていて、やっぱりこれは男根のメタファーなのかなあ(解説にも艶関係の含みとかあったように思う)


 歌麿の凄さはとてもよくわかった。なんだ、面白いじゃないか歌麿。そこへ行くと今回最大の呼びものであったものの写楽は私にはまだわからない。他の浮世絵師に比べるとひとりひとりの顔に個性があるのはわかるけど、マンガ程度にしか見えないな。今後の宿題としよう。


*これから行かれる方。会期の切り上げはないようですが、節電協力等の関係で開館時間が短縮されているようです。HPでご確認の上ご訪問されたほうが良さそうです。









小泉 今日子:艶姿ナミダ娘
Victor Entertainment,Inc.
小泉 今日子


Amazonアソシエイト by 小泉 今日子:艶姿ナミダ娘 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ボストン美術館 浮世絵名品展 錦絵の黄金時代 〜清長、歌麿、写楽(山種美術館) 少佐の記憶-Memoirs of a major-/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる